目次
なぜ、今更レビュー?
ワイヤレスイヤホンの面白いところとしては、アップデートによる機能や音質の改善があります。当初、1000XM3には本体での音量調節機能はありませんでしたが、アップデートにより追加されています。
そういったところのフォローや、評判の良さから今後のイヤホンレビューに向けたベースラインとしてふさわしい機種であると思います。
使ってみると意外と不満が多かった「SONY WF-1000XM3」を売却しました
題名の通り、「SONY WF-1000XM3」を売却しておりました。その理由などをお届けします。 売却理由 音質やノイズキャンセリングに関しては結構満足していましたが、他社の…
売却エントリを追加しました!
外観
スペック
メーカー | SONY |
型番 | WF-1000XM3 |
カラバリ | ブラック,シルバー |
通信規格 | Bluetooth 5.0 |
対応コーデック | SBC, AAC |
重量 | 8.5g(左右) |
単体最大再生時間 | 6H(ノイズキャンセリング ON) |
トータル最大再生時間 | 24H(3回充電可能) |
左右間の同期方式 | Bluetooth左右同時転送 |
充電端子 | USB Type-C |
発売日 | 2019年7月13日 |
音質
SONYにしては若干低音の量感が弱いと感じますが、高音や中音域に関しては解像度の高いサウンドを鳴らしてくれます。逆にいえば、素直な音ですのでいじりがいが出てくるかと思います。
アプリ側でイコライザを設定することができるため、スマホ本体のイコライザ設定をBluetooth出力に効かせられない機種を使っていても、音を自分好みにいじることができます。
個人的にはもう少し低音のズゥーン…感が欲しいところではありますので、今後のモデルに期待したいところです。
ノイズキャンセリング性能
なんといっても、このモデルの売りは完全ワイヤレスでのノイズキャンセリングといっても過言ではないと思います。ネックバンド型のWI-1000Xも所持しておりますが、ほぼ同等か肉薄する性能を誇っており、完全ワイヤレスでここまで音をシャットアウトできれば言うこと無いといったレベルです。
ネックバンド式は夏場の汗や冬場のマフラーとの併用がしんどいところではあるため、完全ワイヤレスにより気軽に静寂が手に入ることはとても価値があるのではないでしょうか。
電池持ち
電池持ちに関しては良好。ほぼカタログスペック通りに持っており、持ちに関しては不満はありません。
ただし、おそらく個体差なのですが、片方だけ電池の減りがはやいのがやや気になります。
操作性
静電タッチパットによるジェスチャー操作が可能。アプリから左右でそれぞれ機能を割り当てることができます。
ただし、NC/アンビエントモードの切替は、ワンテンポ遅れて反映されるため、多用される方にとってはストレスを感じるかも知れません。
装着感
ハウジング、大きいですよね。私も聴きながらネックストラップを首から外すときに、引っ掛けて落としてしまいました。
大きい割には装着感そのものは悪く無いのですが、つけて歩いているとたまに緩んで、外音が進入してくることがあります。
イヤーピースでの調整をすることをおすすめします。
使い勝手
充電ケースも大きいですよね…Type-Cなのは良いと思いますが、LEDのインジケーターがよくわからないのが難点だと思ってました。
アップデートにより、アプリから充電ケースの電池残量が確認できる様になりました!
残量確認機能はなぜかOFF/ONできるみたいで、デフォルトOFFになっています。
ぜひ、有効にしましょう!
イヤーピース部の横に近接センサーが装備されており、イヤホンケースに入れていない状態でも、耳につけるだけで自動でONになります。耳から外すと、再生している音声を一時停止にすることもできます。
アプリの使い勝手ですが、イヤホンとの接続に時間が数秒かかるのが気になります。
機能としては標準的で、イコライザ以外の音質周りをいじることもできます。
電池持ちや接続安定性を優先して、音質をちょっと落としたりといった使い方ができます。
どちらかと言うと、イヤホンの電池残量を確認できるウィジットなんかがあると便利そうだなぁと感じます。 アプリを経由して、本体のファームウェアのアップデートを行うことができます。
ファームウェアの更新頻度はそこそこ高く、機能追加も随時行われており、好感触です。
まとめ
とにかく、機能を詰め込んだハイスペックイヤホンとなっており、安定の第二世代イヤホンといったところです。ネームバリューの高さだけでなく、King GnuのCMで宣伝もバッチリというところで、万人におすすめできます。
実際に、街中でも見かける機会は多いです。
多機能がゆえのハウジングの大きさや、設定項目の多さからくるジェスチャー操作が設定しきれない問題など、気になるところもまだまだあります。
SONYの渾身の”次回作”が気になるところではありますが、WF-1000XM3も相当の完成度を誇っており、自信を持っておすすめします。
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