目次
外観
ちょっと完成度が怪しい…
発売前倒しの影響か、ノイズキャンセリング(以下NC)の効果や挙動が不安定なように感じます。元々常時ONだったNCがアップデートでON/OFF可能になり、さらにはデフォルト設定がOFFになっていることからも、チューニングがうまくいっていないものと推察されます。
後のアップデートで、改善される可能性は大いにあるため、今後に期待です。
スペック
メーカー | Sennheiser |
品名 | MOMENTUM True Wireless 2 |
カラバリ | ホワイト、ブラック |
通信規格 | Bluetooth 5.1 |
対応コーデック | SBC, AAC, AptX |
重量 | 6g(左右) |
単体最大再生時間 | 7H |
トータル最大再生時間 | 28H |
左右間の同期方式 | プライマリ(右側)に転送後、左右間同期 |
充電方式 | USB Type-C |
発売日 | 2020年4月16日 |
音質
聴いた瞬間に、おっ!っとなりました
高音寄りの傾向で、中低音もしっかり出ている印象です。特に高音は、「 Technics EAH-AZ70W」を優に上回り、とても緻密で繊細に奏でてくれます。
中低音に関しては、程よく量感が有りますが、低音に関しては若干ボワついており、輪郭がぼやけているように感じます。
この辺りはエージングで変わってきそうな予感がしますので、様子を見たいと思います。
高音について、もう少し着目します。
フラメンコといったギターメインの楽曲が最高に映えますね。
ドラムのシンバル系の音もイイ感じに鳴らしてくれるので、オールマイティにいけるかと思います。
圧縮音源特有のザラザラ感というか、”音源の粗”も拾って忠実に鳴らしている感じも有ります。
「Beoplay E8 3rd.」と異なり、高音が刺さるということもなく、絶妙なバランスで鳴らしてくるあたりは、流石といった印象。
万人にお勧めできるかなと思います。
まとめ
ファーストインプレッションとしては、NC以外は◎をあげたいところです。NCに関しては、前評判としてもあまり効かないとなっていたため、覚悟はしていたのですが、あまりの効かなさに驚きました。
アプリの出来もよく、流石は第2世代目といったところ。
その他の使い勝手に関しては、また後ほどお届けしたいと思います。
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