目次
音質
ファーストインプレッションから印象は特に変わっておらず、安定した高音質っぷりを発揮しております。ほぼ同時期に購入した「Technics EAH-AZ70W」とは音の傾向がことなるので、楽曲や気分によって使い分けています。
ホワイトノイズもかなり少ないため、落ち着いた曲やストリングスメインな楽曲にはやはりこちらですね。
ノイズキャンセリングはあちらに任せて、両方買うと良いと思います。
装着性
良好です。耳からの飛び出しも少なく、違和感はなさそうです。
ただし、多少の風切り音はあるので、気にされる方は選ぶ際に注意が必要です。
操作性
ジェスチャー操作において、マルチタップと認識される間隔でタップを繰り返すと、2回目から音階が上がっていくようなフィードバックがなされており、ユーザーフレンドリーだなと感じました。アプリによるジェスチャー操作の編集も可能であり、2世代目としての熟成を感じさせられます。
アプリの完成度
イコライザの設定は、スライダを動かして2次元のマップ上で調整する方式。Beoplay E8 3rdGen.に似ていますね。
先述の通り、アプリの完成度は高く、初回起動時のジェスチャーのチュートリアル表示など、他社のものよりも気が利いている印象を受けます。
アップデートの通知などもわかりやすく表示されており、特に不満点はないかと思います。
あえて指摘するとすれば、外音取り込みの感度レベル調整くらいでしょうか。
気になるところ
やはり、ノイズキャンセリングが期待外れであったところが大きいです。先日、4.6.0のアップデートを適用したところ、変化があるように感じました。
アップデートを追いつつ様子を見たいと思います。
外音取り込みに関しても不自然なところがあり、なおかつレベル調整が不可というところも痛いです。
アップデートで何とかなるような気もしますが、今後に期待といった感じです。
最後に価格。
約36000円という高価格帯にはなります。
品薄状態が断続的に続いているためか、しばらくは値段が下がらなさそうですね。
ノイズキャンセリングが実用レベルであれば、文句なしだったと思います。
ANC付きのTWSが増えてきた今となっては、ちょっと高いかもという印象です。
まとめ
2回にわたってレビューをお届けしましたが、アップデートの頻度から察するに、時間をかけて育てていく方針なように感じます。品薄でタイミングによってはプレミア価格で売買されていることもあるようですが、現時点では急いで買う必要はないかと思います。
気になるところはあるものの、音に関して大きな不満点は特になく、万人にお勧めできるイヤホンだと思いますので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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