個人的に気になっていた箇所が修正されているので、レビューをお届けします。
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ワイヤレスステレオインサイドホン EAH-AZ70W | Hi-Fi オーディオ – Technics
アップデートの内容
2020年6月17日に配信された、バージョン:JMS1ZN 01.70の内容は以下の通り- タッチセンサー操作時の長押し時間の短縮
- 登録済み機器へのBluetooth接続時間の短縮
- Bluetooth®接続先の切り換え方法の改善
- 他
アップデートの方法
アップデートには特殊な操作は不要、結構早い
初のアップデートなので、アップデートの方法がどうなるのか気になっていましたが、そのまま放置していればOKなタイプで安心しました。
アップデート時間に関しても20分かからない程度で完了していたので、速い方かなと思います。
(左右同時伝送のおかげで、速いのかもしれないですね。)
アップデート後の使用感
まずは、Bluetoothの接続についてですが、かなり改善されたと思います。アプリとの接続は他社と比べても遅いのが気になっていたのですが、スプラッシュ画面の後、すぐに設定画面に移行するのでかなり改善されています。
むしろ、他社より早くなったんじゃないかと思うレベルです。
(スプラッシュ動画でごまかされている感じもなくはないですが…)
タッチセンサーの長押し判定も、ちょうどよくなりました。
こちらも良い調整だと思います。
アップデート後の音質
音回りにも変化が見られます。主には以下の二点
- アクティブノイズキャンセリング時のホワイトノイズの低減
- 高音域の解像度感の向上
ネット上の反応を見ると、意見が分かれているようなのですが、やはり改善されていると思います。
とはいえ、多少大き目であることには変わらず、さすがに「audio-technica ATH-ANC300TW」の”On-The-Go”モード時には及びません。
落ち着いた曲でも、ホワイトノイズが気になりにくくなるという点では、嬉しい改善かと思います。
二点目の高音域の解像度感の向上ですが、アップデート後に聴いた直後に気づきました。
高音域をイコライザで持ち上げていましたが、あれここまで鳴ってたっけ?となる感じ。
結果的にドンシャリ感が出てきてしまっているような気もしますが、ほかの方の意見も気になるところ。
[追記]バッテリードレインについて
ひとまず、3日ほど放置してみました。結果としては、3目盛あった電池インジケーターが1目盛の点滅へ。
減り具合としては、感覚的にアップデート前と変わらないかと思います。
まとめ
総じて良アップデート
(同業なので何となく察しますが、これで治ってなかったらハードマターかなと思います。)
ひとまず、新ファームの内容と実際の使用感・音質についてお送りしましたが、初のファームアップでイマイチなところをつぶしていくというスタンスが示され、個人的にはかなり好感が持てるアプデだと思いました。
販売再開されたことですし、ぜひお手元に置いてみてはいかがでしょうか?