目次
音質
いぬやま
聴いていて楽しい
中音域の臨場感のある元気の良い音で、高音も解像度感のある良い音です。
イコライザで低音を持ち上げても響くような低音は流石に出ませんが、元気のある中音域に負けないため、やはりライブ音源が映えますね。
ノイズキャンセリング
「SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2」が間も無く発売というところで、本機の一番の対抗馬となりますが、あちらのノイズキャンセリングは積極的に音をかき消しにいくスタンスではないとのこと。ということで、実質的な対抗は「SONY WF-1000XM3」となりそうです。
総合的に見ると、本機より「SONY WF-1000XM3」の方が分が有りそうです。
というのも、本機のノイズキャンセリングは自動車の走行音をそのまま通すような作りになっており、かなり耳につきます。
おそらく、電車等でのアナウンスといった人の声を通すのと同様に、歩行中の安全対策といったところでしょうか。
とはいえ、ノイズキャンセリング時の風切り音は本機の方がかなり抑えられており、”ラビリンス構造“がかなり効いているといえます。
屋外では本機、屋内では「SONY WF-1000XM3」といった棲み分けができそうです。
また、ノイズキャンセリング時のホワイトノイズは大きめですが、特有の圧迫感は感じられないので、あの圧迫感が苦手な方はこちらをお勧めします。
気になるところ
後のアップデートにより改善されました!
また、起動時のBluetooth接続アナウンスがSONYと比べてもちょいダサなので、いっそ無くても良いのでは?と感じざるを得ません。
英語への設定変更をお勧めします。
アプリは必要十分
まさかのスプラッシュ動画にびっくりするわけですが、機能は必要十分です。左上に接続コーデック、上段に左右の電池レベルが表示されます。
10%刻みで表示されるので、目安がわかりやすくて良いですね。
サウンドモードでは、バスエンハンサー、クリアボイス、イコライザー、オフの4種類から排他で選択できます。
ただし、バスエンハンサーとクリアボイスに関しては、効きが弱いので、イコライザーかオフの二択になるかと思います。
私はオフに設定しています。
普通すぎるイコライザー設定。
段階が細かく設定できますが、細かすぎてうまく初期状態へ戻せなくなってしまいました。
デフォルトに戻す方法が見つからなかったので、今後のアプリのアップデートに期待です。
効きとしては、あまり大きくないので、端末側のイコライザの方が良さそうな気がします。
スライダーでノイズキャンセリングの強さを設定できます。
本機の場合、圧迫感がないので基本最大運用ではないでしょうか。
外音取り込みも同様にスライダーで設定可能。
こちらはお好みでしょうか。
本機の外音取り込み機能は、デフォルトだと今一歩といったところですので、アプリでちょうど良い塩梅に設定してあげると良いかと思います。
ノイズキャンセリング→アンビエントとオフからアンビエントで音が違うので、バグがあるっぽいですね。
こちらも今後のアップデートに期待です。
まとめ
完成度は高め。今後のアップデートに期待
筐体が大きく、ノイズが入り込んできてる気がしなくもないのですが、細かい部分も含め、今後に期待が持てる力作だと感じています。
ファームアップで化けることもあるので、しばらく所有していようと思います。
⇒アップデートで大化けしました。
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