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マツダ MX-30のEVモデルに試乗してきました。

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”MX-30 EV MODEL 1dayモニター試乗体感”キャンペーンを利用し、MX-30のEVモデルの試乗をしてきました。
3月中旬の陽気に包まれた休日で道が激混みということもあり、ロングドライブはできなかったのですが、所感と試乗までの流れをお伝えできればと思います。
要約すると?
  • やっぱ、EVっていいよね。安くなるといいな。
  • キャンペーンについてはマツダ車オーナーだと、逆に申し込みが面倒になる謎システム
  • マツダとしても、MX-30 EVモデルをどう売ればよいのかわからないといった印象がぬぐえない
目次

”MX-30 EV MODEL 1dayモニター試乗体感”キャンペーン

いぬやま
マツダとして1日試乗キャンペーンの実施は久しぶり
ざっくりいうと、マツダのディーラー店舗の開店時間内(10:00~18:00)なら、好きに乗り回していいですよというキャンペーン。
5年ほど前には乗用車のほぼ全車種で展開されていましたが、トラブルが続発したということで、どんどん下火になり、最近では限られた販社でたまに実施されていた程度となっていました。

今回は、EVモデル拡販というか、”マツダのEV”の認知キャンペーンとして復活。
ごく限られた店舗(関東マツダの都内ですら3店舗)で実施されています。 マツダ|MX-30 EV MODEL 1dayモニター試乗体感|ご購入サポート

申し込みトラップ

いぬやま
マツダディーラーと付き合いがある場合は別フローに
”STEP1:お申込み・日時調整”が一番の鬼門でした。

以前のモニターキャンペーンや試乗など、WEB上で完結していたのですが、ディーラーとの付き合いがある場合は、担当営業を介しての日程調整となります。

なんか、闇を感じました。
WEBで申し込むと、爆速で担当から電話がかかってくるというちょっとした恐怖体験。
CRM(顧客関係管理)ってそういうのだけど、そうじゃないぞ!

そして、キャンペーン対象店舗以外のスタッフはこのキャンペーンの存在を知らないので、話がややこしくなります。

借りることのできる車両は車両保険がついていないので、他社運転特約の付いた自動車保険に入っていることが必須となり、念入りに確認されます。
貸出店舗には、車ではいけない(=車を置かせてもらえない)のでそこも注意です。

逆に、担当店舗側での確認が行われているので、貸出店舗での確認作業はほぼスルーになっています。
これをどう受け取るかといったところでしょうか。

MX-30 EVモデルの出来栄えは?

いぬやま
出だしの鋭さと車速のコントロール性が抜群
どのEVでもそうじゃん。

これにプラスして、マツダ車としての運転のしやすさやエクステリア・インテリアが加わるので、これらが差別化ポイントになりますね。

基本的には、内燃機関搭載車と変わらない感じで運転できますが、ブレーキの回生感が前面に押し出されており、通常のブレーキングと感覚が変わってくる(=減速力が弱い)ので、違和感があります。

実際、車重を感じさせないほどの強力な駆動性能の反面、車重がイメージ以上にあるので、制動距離が延びがちでした。
若干、ヒヤッとする場面も。

高速道路や長距離を走っていないので、走行可能距離に触れられないのがつらいところですが、渋滞などでのノロノロ運転では、思ったよりもバッテリーは減らないですね。
街乗り車として使うのが、正解なんだろうなといった印象です。
賛否のあるタッチ式のエアコン操作コンソールですが、タッチパネルで見ずに操作どうこう以前に、全体的にわかりにくいUIになってました。見ててもわからん….
この辺りは今後、確実に改良入ってきそうですね…

改良後のCX-8に慣れると、マツコネの画面がちっちゃいです。
8のマツコネが手前にある+10.25インチなのに対し、こちらは奥まっている+8.8インチとのことで、体感2倍くらいの差があります。

フリースタイルドアは慣れが必要ですね。
これは使いこなすのが難しい。

これらはマイルドハイブリッドモデルも同じなので、とにかく尖がったモデルとして後世に語り継がれると思います。
EVモデルとしては、走りの素性がかなり良く、納得のいく出来映えだと思います。

まとめ

いぬやま
年間の目標販売台数は500台
そもそも、EVの購入ハードルがなかなかに高いので、売るの難しそうです。
とりあえず、”マツダもEV出しました!”という認知がメインで、売るのは二の次といった印象ですね。

販売員からも、あまりにも尖がりすぎていて、売ることは諦めている感は出ています。
レンジエクステンダー搭載やシリーズハイブリッド化など、日本にあったバリエーションが出ると、良さそうですね。

とはいえ、今回のキャンペーンの申し込みにあたっては、関東マツダへの不満が爆発しそうなところもあったので、CRMをもっと頑張ってほしいなと改めて思いました。

充電しなければ、本当にタダでEVに乗ることができるので、EVが気になる方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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