アクティブノイズキャンセリング(ANC)に関しては、どうにもなりそうにないのですが、ほかの部分に目を向けると光るものがあります。
目次
音質
量と質を伴った低音が素晴らしい
12mmというTWSにしてはクソデカドライバのおかげか、低音の量感と質感が異様に高いです。いわゆるドンシャリ傾向なのですが、ドンに深みがあります。
高音域ももちろんそれなりには出ているのですが、意識がすべて低音に持っていかれるので、印象に残りませんね。
中音域が引っ込みがちなので、全体的な音の傾向としては癖が強めかもしれないですね。
解像度感はあまり感じませんが、低音が癖になるので、ついつい聴き込んでしまう変なイヤホンです。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)は相変わらずおまけ機能なのですが、ONにしておくと低音の量感がより増すので、ONにしておいた方が無難ですね。
ただし、今後のファームアップデートなどで挙動が変わると考えられるので、都度検証は必要そう。
装着性
本機のアイデンティティ。最高ですね。
このために2万円出していると言っても過言ではない。形状の関係で着け外しに難はありますが、着けてしまえば快適そのもの。
まるで、コンタクトレンズのようです。
装着感といえば耳に埋まる形状なので、接続性的に厳しいのか、音切れは多め。
ANCの効かなさといい、接続性といい、屋内専用か?と思わされるレベルです。
操作性
ガバガバタッチセンサーで、厳しい。
というか、どこがセンサーなんだろう3週間使っても、そんなレベルです。察してください。
タッチで再生停止、送り戻しができます。
長押し時は、ANC-外音取り込みの切り替えと音量調整を選択式で切り替えが可能。
ちなみに、アプリにはそもそもタッチセンサーを無効化できる設定があります。
(初めて見ました…)
アプリの完成度
もはや、設定アプリと同化したような感じのつくりですね。スプラッシュなどなく、シンプルなつくりですが、階層が浅くて良いです。
使い勝手としては、可もなく不可もなくといった感じ。
バッテリー残量は5%単位で表示されます。
まとめ
オールインワンを求めなければ、大アリ
Galaxy Note20 Ultraの予約特典として用意されているということもあり、残念なことに、中古市場に大量に流れることが予想されます。
ぜひ、シュートする前に一度聴いて、この低音を体感してほしいなと思います。
音楽聞きながらのお家のチャイム音、聴こえます。
だって、遮音性ないので。
長時間の連続装着、OKです。
だって、イヤーピースがないので。
ほら、在宅勤務にぴったり!
なんなら、Galaxy Buds Liveを買ったら、Galaxy Note20 Ultraがついてくるくらいの勢いですよ。
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