同じく2WDの2017年モデルのCX-5との比較がメインとなります。
目次
2017年モデルからの進化
いぬやま
初期モデルからするとかなりの進化
- エンジン出力アップ(175PS⇒200PS)
- マツダコネクトの次世代型へ進化(画面大型化、Android Auto/Car Play対応含む)
- 360°ビュー・モニター搭載
- 車速感応式オートドアロック
- クルーズコントロールの設定可能速度上限がアップ
特にエンジン回りは2018年モデルで改良(VGT:ヴァリアブルジオメトリターボの対応)が入っているので、2世代分の進化となります。
また、オートドアロックの対応やクルーズコントロールの速度上限アップは結構うれしいです。
気になるマツコネは?
操作体系が地味に変わっているので慣れは必要。大画面は正義
また、第7世代と異なり、手前側にディスプレイがあるので、より大きく見えるというのもGOOD。
エンジンをかけて、ほんの数秒で地図が表示され、かなり進化を感じました。
操作はサクサクで、担当営業曰く苦情は聞かないとのことで、かなり期待が持てる感じ。
ただ、タッチができないということもあり、初代マツコネ組からすると操作体系が変わるということで、別物として慣れが必要そうですね。
進化したエンジンによる乗り味は?
重厚感が増した感じで、初期モデルの軽快感はなくなった。
なので、重く感じるのかなと思いきや、アクセルペダルが重くなっているそうです。
エンジンのパワーが上がり実用領域で速度が出すぎないよう、ペダルを重くしてしっとり走らせるようにしたという感じでしょうか。
2018年モデルの4WDに似た出だしになっているので、個人的にはかなり好みでした。
また、シフトチェンジが所有モデルでは15km/hごとに行われるので、シフトチェンジ閾値付近でアクセルを踏んでも、思ったように加速してくれない(MTでいうクラッチがつながっていない感じ)のが不満だったのですが、今回のモデルでは、そのあたりをうまい感じにやってくれており、宣伝文句の通り、思い通りの加速ができていました。
正直なところ、エンジンパワーの上昇は一般道では感じることはできず、このシフト制御の進化の方が実感できる試乗となりました。
CX-8では車重も上がるため、エンジンパワー上昇の恩恵を受けられるのではないかと楽しみにしています。
2020年冬商品改良 CX-5では「アクセルペダルの踏み心地を変更している」
マツダの主力SUV「CX-5」 2020年商品改良では、目に見えない部分の変更などが行われているようです。
まとめ
CX-5としては、もはや別物。CX-8になるとどうなるかが見物
前モデルまでのCX-5オーナーが試乗なしに購入していたり、試乗車が入る前に指名買いで購入されていたりするようです。
CX-5も唯一にして大きな弱点であるマツダコネクトが大幅に改善されたということで、かなり買いだと思います。
CX-5の試乗車ががら空きとのことで、ぜひ試乗してみてはいかがでしょうか。