目次
音質
いぬやま
量よりも質を追求した低音と解像度の高い高音。
サラウンド感による音に包まれているような感覚が持ち味。
サラウンド感による音に包まれているような感覚が持ち味。
輪郭のはっきりした心地よい低音が楽曲を引き立ててくれます。
高音に関しても、特化イヤホンほどではないにしても、高いレベルで解像度を維持しています。
第一印象でもそうだったのですが、印象深いのはサラウンド感。
メリハリのある音に包まれている感覚あり、低音高音ともに破綻がなく、とても心地よいです。
正直なところ、後出しじゃんけんずるいなぁといった印象。(特徴的なのにオールマイティってどういうこと?)
たぶん、ほかのメーカー担当者さんも思うはず。
そんな音です。
アクティブノイズキャンセリングに関しては、レベルが多段階に分かれており、レベルを下げるとマイクで周囲の音を拾いに行く感じです。
なので、外音取り込みとノイズキャンセリングがシームレスにつながっているような造りですね。
QuietComfortシリーズは初なのですが、やはり老舗の安定感というか。
ノイズを消し去るというより、”遠ざける”に近いように感じました。
低周波のみをターゲットにして自然と言い張るのとは異なり、音質に影響がない範囲でノイズ源を遠ざけるような聴こえ方になるように減衰させて、結果的に自然に聞こえるといったイメージです。
圧迫感やホワイトノイズはほぼ皆無で高いレベルでまとまっています。
ただし、AirPods ProやWF-1000XM3のように静寂をという方にはちょっと合わないかもしれませんね。
ていうか、みんな、全部買っちゃえばいいのに。
外観
パッケージは結構大き目。封印のシール?みたいなビロビロがついてました。 開けとるやないかーい。
開けてからとりました。裏には説明書きがあります。
完全ワイヤレスイヤホンって、パッケージで売られている印象があんまりないのですが、各社パッケージの説明書き充実してますよね。海外では違うんでしょうか… 内箱は真っ黒です。 オープンするとケースがお目見え。
付属品なども目に入らない造りですね。
ケースデカくないか?と思ったのは内緒です。 内容物はマニュアル類とケーブル(USB Type-C)とイヤーフック付きイヤーピース(S,L)となります。
Mサイズは本体にプリインストールされています。 ケースはプッシュオープン式で、両手じゃないと安定しない微妙な奴です。
正直、結構デカいです。 ケース付きAirPods Proと比べても3回り以上は大きいですね。 LEDは5連で白色。
コストかけてますね。 裏側にはType-Cのポートがあります。 開けるとこんな感じ。
ペアリング用のスイッチがあるという珍しい仕様ですね。 ケース裏面には大量の各国の適合マークがあります。
技適もばっちりです。 筐体はシンプルなデザイン。
前機種がかなり派手だったこともあり、かなり落ち着いて見えます。 AirPods Proと比較するとかなり大きく感じます。
装着感については次回のレビューでお届けしますが、かなり良好です。 本機は、イヤホンを外すと自動的に再生停止する機能があります。
”L”の白い文字の右側が近接センサーとなります。
正直、筐体構成はWF-1000XM3よりも洗練されてます。さすが後発。 シンプルでよいぞ。
スペック
メーカー | BOSE |
品名 | QuietComfort Earbuds |
カラバリ | ホワイト、ブラック |
通信規格 | Bluetooth 5.1 |
対応コーデック | SBC, AAC |
重量 | 8.5g(左右) |
単体最大再生時間 | 6H |
トータル最大再生時間 | 12H |
左右間の同期方式 | 左右間同期 |
充電方式 | USB Type-C, 非接触給電方式qi |
発売日 | 2020年10月15日 |
まとめ
今期の本命間違いなし!
ローンチ時はイマイチで、アプデで修正というイヤホンが多い中、発売時点でちゃんと品質を担保できている点は評価できるかと思います。
すでに納期が来年に差し掛かっているようですが、転売屋の餌食にならないように気を付けていただきつつ、ぜひ聞いていただきたいなと思います。