引っ越しの前後から、家具を少しずつ見直していました。
ただ、今回は「家具を買い替える」というより、「どんな部屋で暮らしたいのか」を考えながら、一つずつ選んでいったという感覚に近かったと思います。
そんな中で迎えることになったのが、かなでものの円形テーブルでした。
かなでものの円形テーブルと部屋づくり
いぬやまソファでご飯食べるのやめた。
以前の家には、ダイニングテーブルがありませんでした。
食事はソファで済ませることが多く、どうしても、リビングテーブルの高さがご飯を食べるのにあっていないなとは思いつつ、床に座るのも違うなとは思っていました。
以前から、ダイニングテーブルを囲んで過ごすような、少しカフェのような空間に憧れがあり、せっかく引っ越すのであれば、その理想に少し近づいてみようと思いました。
今回は家具を買い替えたというより、部屋そのものを作っていく感覚に近かったように思います。
ソファやテレビボード、時計、ラグなどを一つずつ選びながら、少しずつ部屋の景色ができあがっていきました。
円形テーブルという選択



ビジュがいい。
円形テーブルに興味を持ったきっかけは、インテリア系のYouTubeでした。最初は単純に見た目が好みだったんですよね。
ところが、調べていくうちに、少しずつ考え方が変わっていきました。
四角いテーブルは、椅子の位置や向きが自然と決まります。一方で、円形テーブルは座る場所を自由に選べます。一人でも使いやすく、必要になれば椅子を増やすだけで二人、三人と自然に対応できます。
なんなら、四角いテーブルでも実質対面でしか使えないデザインもあったり、奥が深いなと思いました。
また、円形という形そのものにも魅力を感じていました。
直線的な家具が多い部屋の中に、曲線が入ると空間全体が少し柔らかく見える気がします。
もちろん、見た目だけではなく、角がないという形状そのものに優しさがあるように感じます。
少なくとも、膝や腰への攻撃性はないです。
直径90cmという落としどころ



ChatGPTと壁打ち
サイズ選びは、かなり悩みました。
小さすぎると使いにくくなりますし、大きすぎると圧迫感が出てしまいます。部屋の広さや家具の配置を壁打ちしながら、最終的に選んだのが直径90cmでした。
かなでものの場合、購入時はサイズオーダーが可能で80~100cmで1cm刻みで同価格だったので、かなり迷いました。
(コスパ的にも)できるだけ大きく、それでいて邪魔にならないこと。その条件を考えていくと、自然とこの大きさに落ち着きました。
「かなでもの」という答え



リノリウムが前々から気になってた
メーカー選びについては、かなでものを選びました。
理由はとてもシンプルで、既製品を探していたというより、自分の部屋に合うものを探していたからです。
サイズや素材、脚の色まで自由に組み合わせられる点に、大きな魅力を感じていました。
ワークデスクもかなでものの天板を使っており、サイズオーダーに使い勝手や品質の良さは実感していました。
最終的に選んだのは、Ashのリノリウム天板にウォールナットの木口、そしてブラックの脚という組み合わせです。
先に決めた、部屋の景色


今回の部屋づくりでは、家具よりも先に部屋全体の雰囲気を考えていました。
ブラック、グレー、オフホワイト、そしてウォールナット。この四つが部屋全体のテーマカラーです。
Ashという色を選んだときに基準になったのは、引っ越しを機に購入したHacoaのウォールナットクロックでした。
実は事前に色見本も取り寄せています。その中で、いちばんしっくりきたのがAshだったんでした。落ち着いた雰囲気も気に入っています。
一つの家具を選んでいるというより、部屋全体の景色を整えていくような感覚でした。
むしろ、このクロックの質感が高すぎて、これに負けない質感をというのは一つの基準だったかもしれません。
最後まで悩んだ、脚の色



一番悩んだのが脚
候補は、ステンレス、ブラック、ホワイトの三つでした。
単体で見ると、ステンレスの脚もかなり魅力的でした。
ただ、部屋全体を見渡してみると、ほかにステンレス素材のものがほとんどありません。
テーブルだけが少し浮いてしまいそうな気がしたんですよね。最終的にはブラックを選びましたが、この判断は正解だったと思っています。
「ああ、きれいだな」と思った瞬間


このテーブルを購入したのは、昨年の7月20日でした。
設置した直後に最初に感じたのは、質感の良さと、シルエットの佇まいの美しさでした。
もちろん、事前に写真は見ていましたし、色見本も取り寄せていました。それでも、実際に部屋へ置いてみると印象がまったく違ったんですよね。家具としての存在感はあるのに、不思議と空間へ自然に溶け込んでいました。
グレーのAsh、ウォールナットの木口、ブラックの脚という組み合わせは、想像していた以上に部屋になじんでくれたように思います。
そして、もう一つ驚いたのが広さでした。
円形なので、体の近くまで自然に天板が来ます。そのため、数字から想像していた以上に広く感じるんですよね。これは、実際に使ってみて初めて気づいたことでした。
部屋の中心という存在


もう一度選ぶとしても、おそらく同じものを選ぶと思います。
振り返ってみると、テーブルを買ったというより、部屋の中心になる場所を選んでいたのかもしれません。
一人暮らしではありますが、友人が来たときにご飯を食べたり、コーヒーを飲んだり、何気ない話をしたりする。そんな時間も含めて、このテーブルを選んだような気がしています。
円形テーブルには、「座る場所」という言葉より、「集まる場所」という言葉のほうが似合いそうです。


