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絶滅危惧種のコンパクトスマホ「ASUS Zenfone 9」を購入しました

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Xperia 5IIIが期待はずれだったので、同じくコンパクトスマホ枠の「ASUS Zenfone 9」を購入しました。

Xperia 5IIIで感じていたネガティブポイントは解消され、満足度の高い1台に仕上がっています。
3ヶ月ほど使用してみたので、レビューしようかなと思います。
ASUS Zenfone 9のポイント
  • 絶滅危惧種のハイスペックコンパクト
  • メカニカルな6軸ジンバルカメラ搭載
  • microSDカードは非搭載ながらも、イヤホンジャックを完備
いぬやま’s インプレッション
  • 一辺倒になりがちなカメラの出っ張りを逆手に取り、アウトドアギアのようなテイストに仕立てているのが好印象
  • Snapdragon 8+ Gen 1のサクサク動作と発熱のなさ、電池もちに感動
  • Galaxyに迫る細かい設定変更が可能で、かゆいところに手が届く
  • なかなかのカメラ画質と手ブレ補正
  • Xperia 5IIIで感じていた不満は解消
  • スイッチの感触が安っぽさがある
  • コンパクトではあるが、軽量感がない
  • 付属ケースの滑りやすさが異常&サードパーティ製ケースの少なさ
  • 全色選べるのは128GB仕様のみ
  • eSIM非対応
目次

購入理由

いぬやま
Xperia 5IIIが、がっかりクオリティだったため
XZ1 CompactぶりにXperiaを購入してみたら、コレジャナイ感がすさまじく、1年でギブアップしました。

主なネガティブポイントはこんな感じ。
  • 触れただけで指紋認証されるので、知らぬ間に強制パターンロックになる
  • ロック解除時にディスプレイが点灯しない
  • カメラの画質は細かく調整できる割に画質はいまいち
  • Snapdragon 888の電池持ちの悪さ、音楽再生だけでも発熱する
  • 机などに置いたときの内部で響くような感触の気持ち悪さ(ペリスコープカメラのせい)
  • 過去のXperiaにあった専用アプリや機能が削減
  • 顔認証に非対応
盛りだくさんですね…

5IVではCPUやカメラ、Android13で指紋認証が押し込み式になるなど、改善されてはいます。
SIMフリーで5IIIを狙っている方は、正直なところ、5IIや5IVを検討したほうが幸せになれそうな気がします。

Zenfone 9開封

いぬやま
256GBモデルを諦めて、スターリーブルーを選択
下ろしたてほやほやの図。
カメラ部分がデザインのアクセントになっており、アウトドアギアみがあります。個人的には好印象
ただ、人に見せるとカメラでかいねとは言われます。
デュアルカメラ構成


カメラはデュアル構成ですが、広角と超広角で出っ張り具合が異なるので、レンズへの傷リスクはどちらのカメラにもあるので、別途レンズプロテクターなど検討したほうが良いかなと。

パッケージは紙ベースの今風な感じでしたが、アクセサリーの箱の開け方をミスると、永遠にSIMピンが見つからないので要注意といったところ。
側面から開くので、気づかないSIMピン
SIMピンについては、一般的な太さのものも使用可能です。
SIMについては、物理SIM×2の仕様となっており、eSIMは非対応というちょっと残念な形。

使用感

動作周り

フラッグシップCPUを搭載しているだけあって、軽快そのもの。
パンチホールカメラではありますが、左上にあることもあって、邪魔になりにくいベストな位置だと思います。

指紋認証についても、5IIIで大不満だった、タッチで指紋認証とボタン押し込みで指紋認証を選べるので、ストレスはゼロに。
顔認証にも対応かつ認証もスムーズなので、これだけでもXperiaから乗り換えた価値はあったなと感じています。

持ち心地・携帯性

横幅68.1mmと70mmを切っているのはすばらしいのですが、意外とずんぐりとした筐体なので、数値以上に大きく感じますね。
重量も169gと軽いほうなのですが、重心が上に寄っているせいか、手に持ったときの重量感は感じます。

側面のフレームが切り立っているので、持ったときの厚みを感じるので、手に馴染む感はないですね。

電池もち

電池持ちはCPUで決まると思っているのですが、こちらは良好。
スリープ中の電池もちはもちろんのこと、使用中も可変リフレッシュレートが効いているのか、思ったより持つ印象です。

バッテリー容量は5III比で200mAh減っていますが、明らかに充電頻度は少なくなりました。
低速充電設定や任意の容量(80%または90%)での充電制限など、バッテリー寿命を伸ばすオプション設定もあります。

qi充電は非対応ですが、非接触給電はバッテリー寿命に響くので、使わないということもあり、個人的にはなくても問題なかったです。

カメラ

明るいところで、不満なく撮れる印象。
基本的にはコンデジのGR IIIxで撮っちゃうので、あまり出番はないです。

本機のメカニカルな6軸ジンバルカメラを搭載ということで、暗所での撮影中のブレを最小限に抑えてくれるので、とにかく夜景に強いです。
GR IIIxは暗所が苦手なので、使い分けていこうかなと思っています。

音質

全然期待していなかったのですが、イコライザ設定が充実しています。
かつてのXperiaほどではないですが、10バンドイコライザ機能があり、現行のXperiaと同等クラスは確保されています。

スピーカー音質についても、こだわっているとされる5IIIと同等クラスではないかと思います。
こちらのほうが、振動が気持ち少なめな印象。

気になるところ

ボタンのクリック感が安っぽいところはきになりますね。
Xperiaを酷評している感ありますが、ボタン周りの感触は抜群なので、このあたりは磨いてほしいところ。

カラーバリエーションがストレージで限られてしまう点やmicroSD非対応といった部分は気になってしまうところでしょうか。
付属のケースがあまりにも滑りやすいところや、サードパーティ製のケースの少なさなど、ネガティブな面はなくはないですね…

まとめ

いぬやま
初Zenfone、好感触
台湾メーカーとしては、HTCが推しだったので、ASUSは今までスルーしていたのですが、かなり尖ったものづくりをしていて好印象です。
先代機では、文鎮化問題などあったので、気になるところではあるのですが、今のところは大きな不満がなく、使用感は良好。

Xperia 5シリーズとバチバチに競合しているので、10, 11とシリーズを重ねて進化してほしいなと思います。

この記事を書いてて思ったのが、Xperia 5IVがかなり改善されているなということ。
2年レンタルなどで良さげな条件が揃っていれば、またレビューしてみようかなと感じました。

ASUSはWi-Fiルーターなどでも使用しているメーカーなので、今後も”推しメーカー”の一つとして、チェックしていこうかなと思います。 [2023/10/01 追記]
結局、合わずに売却してしまいました。

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