音質以外の部分がいろいろ極端すぎる「audio-technica ATH-ANC300TW」詳細レビュー

「audio-technica ATH-ANC300TW」を購入して1週間ほど経過し、色々見えてきたので細かいところのレビューをお届けします。
総合してみると、音は良いのですが、総合的にはおすすめしづらいものに仕上がっております。
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目次

音質

低音もそこそこ出る高音域特化型。つまりドンシャリ

前回の購入レビューから印象は変わっておりません。
基本的にはどんな楽曲でも楽しめるポテンシャルの高いイヤホンです。

再生中のホワイトノイズがかなり抑えられていることと余韻をあまり残さず音がスッと落ちるような音作りになっているためか、一部の楽曲とものすごく相性が良いように感じます。
具体的には井上大輔の「めぐりあい」などは曲調や世界観とも音作りとマッチしており、他のイヤホンと比べると別の曲ではないかと思うくらい聴いた時の印象が異なります。

無音部分がある楽曲やアカペラ楽曲でも集中して聴くことができる

ノイズキャンセリング/外音取り込み

以下の3種類から選べます。
  • Airplane
  • On The Go
  • Office/Study
真ん中の”On The Go”以外は有効時にド派手なホワイトノイズを発生させます。
“On The Go”設定で気になるノイズは消えており、ホワイトノイズもほぼ皆無なので、基本的にはこの設定での運用をおすすめします。

筐体構造的に何となく察しはついていたのですが、風切り音がものすごいです。
開口部付近の吹込みや摩擦音が原因のようなので、次回作に期待するしかなさそうです。
こう考えるとTechnics/Panasonicはホワイトノイズはありましたが、結構頑張ってましたね。

On The Go設定でのノイズキャンセリングは優秀

Office/Study設定でホワイトノイズが大きすぎて使い物にならない

風切り音がかなり大きい

また、外音取り込みはノイズキャンセリングとの排他で使用可能。
Low-Medium-Highの3段階のレベルで調整可能。
自然さでいうと、割と頑張っている方ではないかとは思いますが、あまり期待はしない方がよさそうかなといった印象。

ところで、あまり気にはならないですが、オフ設定にすると音量が2段階ぐらい下がったような感じになるのはバグでしょうかね?

装着性

人間工学に基づいた独特な形状
独特の形状により耳への装着負荷を軽減し、密閉度の確保にも貢献
装着感はかなり良好。
それでいて緩んだりする様子もないので、ネックストラップなどを外す際に引っ掛けて落としちゃうといったこともなさそうです。(SONY WF-1000XM3の苦い思い出…)
走っても大丈夫だと思います。

長時間装着していても、耳が痛くなりにくい

操作性

キーアサイン設定
キー設定(左右の反転のみ可能)

既定の設定のみで左右反転のみ可能

編集はできませんが、左右の反転のみ可能です。
機能として不足はないのですが、複数のTWSを保有しているような逸般人からすると、できる限り操作は揃えたいところ。

音量をいじれるのは良い

左右で一時停止、再生くらいはできるようにしてほしい。もしくは編集機能の実装を。

物理スイッチとしての操作感はカチッが大きめで、ボタンが硬いといったくらいでレスポンスなどは許容範囲内です。
オートパワーオフ機能を切れることに関連してか、地味にイヤホン単体での電源OFFが可能です。
物理スイッチなので、うっかり電源が入ってしまうこともなくかなり相性がよさそうです。

これもバグっぽいのですが、ボタンを押したときのビープ音が鳴るときと鳴らない時がありますね。

うっかりタッチが発生せず、単体での電源OFF可能

ボタンが硬い

アプリの完成度

まさかのイコライザーがない

iPhone派の方はかなり痛いのではないでしょうか。
各社ユニークなGUIを採用していたりと、結構力を入れている部分だと思うのですが、無いのはいただけないかと思います。

端末イコライザー派、オールナチュラル派以外のユーザーにとってはきつい

気になるところ

致命的ではないものの、接続がブチブチ切れやすい

ほかのTWSに比べるとやや接続安定性に欠ける部分見受けられます。
TWS Plus非対応機種との接続なため、帯域的に余力がないのかもしれませんが、少し気になることろ。

今後のファームアップデートで改善される可能性は十分にある領域かと思うので、これからも見守っていきたいところ。

接続安定性がややイマイチ。

まとめ

この音質でこの値段ならアリ!

バグっぽい挙動がちょくちょく見受けられ、とりあえず出した感が否めませんが、価格を考えても音質はかなり良いです。
電池もちはせめて6Hくらいは確保してほしかったかなという印象は否めませんが、ANCとTWS Plus対応の初物でもありますので、次回作に期待といったところ。

音の傾向やすぐれた装着感、ホワイトノイズをかなり抑え込んだANCなど、他のTWSを圧倒する魅力もありますので、選択肢としては全然アリだと思います。
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audio-technica ATH-ANC300TW
お気に入りポイント
再生時とノイズキャンセリング時の両ホワイトノイズをかなり抑えられており、”静寂”を楽しめる
高音域の表現
85
中音域の表現
60
低音域の表現
75
装着性
90
操作性
85
アプリの完成度
30
価格
65
イイところ
実用的なノイズキャンセリング
“On The Go”時のホワイトノイズの少なさ
物理スイッチ搭載
イマイチなところ
電池もち
キーアサインの自由な組み換えが不可
接続や動作の安定性がイマイチ
NC有効時の風切り音が大きめ
アプリのイコライザがない
70
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この記事を書いた人

車とガジェットとプログラミングが好き。
組込みシステムエンジニアなので、書くことがないのがつらい。
最近は完全ワイヤレスイヤホンを買いあさっています。

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