この度、韓国のアウトドアブランド「KZM」から発売されたギルバートランタンに一目惚れしたので、購入してみました。
レイルロードランタンはもちろんのこと、バルミューダよりも高価(約2万円)ということで、購入を迷っている方の参考になればと思います。
要約すると?
- 光量調節時のフェード処理といった質感や筐体の造りが良好
- スタンドからの取り出しやフックの小ささなどがあり、手持ちには不向き
- バッテリーは交換できないので、長期間の使用には懸念あり
目次
使用感
いぬやま
かわいい。愛せる
このLEDランタンは3WAYで使えます。
- スタンドを使って上に向けて置く
- フックを介して吊り下げる
- スタンドを使わずに下に向けて置く
シェードを使うと雰囲気が出るので、好みです。 ゼインアーツのオズハンガーに引っ掛けてみました。
おしゃれランタンハンガーとの組み合わせも抜群。
フックの根元はねじでの固定ですが、90°程度の角度であれば安定して調整できます。
真下も照らせるのは、アウトドア的に大きなメリット。 デスクにオズハンガーが生えている時点で、普通の使い方ではないのですが、雰囲気が出てよいですね。
とても気に入っています。 影のでき方はこんな感じです。
エジソンライト型LEDは、見た目もおしゃれなのが良いですね。
この状態だとロゴが反転してしまいますが、安定して置くこともできます。
外観
パッケージチェック!
シェードは別パッケージですが、写真には写っています。(本国だと別売り??) スペックなどが記載、オール韓国語なので読めず。
200lm / 6H, 30lm / 70Hというスペックです。
Type-Cでの充電に対応し、ケーブルは付属します。 クッション性の高いケースが付属します。 ポリウレタン製のケースと合皮のタグという組み合わせです。
ケースの経年劣化が心配ですね… 取扱説明書が1枚入っています。
言語については韓国語と英語の記載となっております。 中に入っているかと思いきや、別パッケージだったので驚きました。
販路によっては、シェードは別売になるかもしれません。 韓国語と英語が併記されています。 裏面には詳細とスペックが書かれています。
人工皮革ということなので、こちらも経年劣化に注意ですね。
なぜか、こちらには日本語表記もあります。 程よい厚みがあり、可もなく不可もなくといった感じ。
この状態でも本体ケース側には収納場所がないという、ちょっと残念な仕様です。 組み立てるとこんな感じ。
ランタンを直置き状態で組み合わせる場合は、ランタンを潜らせて組み立てる必要があります。 明るいところで見ても、塗装などの質感は高いです。
黒にブロンズの差し色が入っているのがオシャレ。
ホヤにあたる部分はガラス製ではないので、割れる心配はなさそうです。 光量調節バルブの反対側に充電口があります。
4400mAhのバッテリーを搭載していますが、給電機能はなし。
また、浸水対策のパッキンが中に入っているようなので、バッテリーの交換はできない模様。
(取扱説明書にも記載なし) スタンドに置く際は、そのままおろしてもバルブ部分が引っかかってしまうので、くぐらせて置く必要があります。
頻繁にスタンドに置くのは面倒かなと感じます。 バルブ部分も華飾が施されており、質感が高いです。
また、電池残量LEDも白色のものが使われており、点灯中は消灯されるので、雰囲気に気を遣っています。
ただ、電池残量を確認したいときは光量調整バルブを動かす必要があります。
とはいえ、頻繁に行うものではないので、この仕様でよいと感じました。
レイルロードランタンも所持している身からすると、電池残量LEDとスイッチが同じ向きなのはとてもありがたいですね。 ロゴ横の真鍮っぽい穴の部分は空いており、そこから光が抜けてくることでアクセントになっていたりします。
写真ではわかりにくいですが…
光量調節時にふわっと光量が変わるといったフェード制御が入っており、光量調節バルブの硬さとも相まって、良質なものを感じます。
ベアボーンズ レイルロードランタンとの比較
似た雰囲気のおしゃれLEDランタン
置いた状態の高さはほぼ同じ。
フットプリントは2回り以上、ギルバートランタンが小さいですね。
重量はレイルロードランタンのほぼ半分の500g程度とのことで、ランタンハンガーに安心して預けられる重さになっているのも、実用的です。
レイルロードランタンは手持ちのハンドルが大きいところが利点。
キャンプ場などでも、夜間の移動などでよく見かけました。
ハンドル込みの高さで考えるとレイルロードは大きいので、ギルバートランタンのコンパクトさが光ります。
逆に手持ちでの使いやすさはギルバートランタンにはないので、使い分けが順当ですね。
パッケージにもあるように、カラビナと組み合わせるのがよさそうですね。 どちらもエジソン型LEDなので、暖色系の色で光るのは共通。
レイルロードランタンでは光量が低い状態とジジジといった音が鳴るのに対し、ギルバートランタンでは高い状態だとノイズが鳴ります。
静かな環境だと気になるかもしれませんが、アウトドア利用なら全く問題ないレベルです。
カメラなどでの撮影も、ギルバートランタンは点滅しているように見えないので、撮影時でも気になりません。
まとめ
コスパは良いとは言えないものの、質感の高さは随一
アウトドア的な実用性も兼ね備えつつ、インテリアとしてもイケちゃうおしゃれランタンなので、キャンプでもおうちでも雰囲気を大事にしたい方におすすめできるかなと思います。