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癖強なコンパクトスマホ「ASUS Zenfone 9」を売却しました

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表題の通り、Zenfone 9を売却しました。
決して悪い端末ではなく、Not For Meだったなぁといった印象です。

Zenfone 10が気になる方や安くなったZenfone 9を検討している方に参考になればと思います。
ASUS Zenfone 9のポイント
  • 絶滅危惧種のハイスペックコンパクト
  • メカニカルな6軸ジンバルカメラ搭載
  • microSDカードは非搭載ながらも、イヤホンジャックを完備
  • Zenfone 10が発表され、お買い求めやすい価格で購入可能
いぬやま’s インプレッション
  • カスタムされたUIを搭載し、Galaxyに近いカスタマイズ性を誇る
  • Snapdragon 8+ Gen 1のサクサク動作と発熱のなさ、電池もちが抜群
  • 6軸ジンバルカメラにより、本格的なvlog動画が撮影可能
  • 超広角カメラよりも望遠カメラが欲しいところ(もしくはトリプルカメラ構成)
  • ずんぐりとした筐体デザインで、手への馴染み度合いがイマイチ
  • コンパクトという割には手に持ったときや持ち運び時に重量感がある
  • ケースのバリエーションのなさが致命的
  • 背面のサラサラ質感が個人的に合わなかった
  • カメラをかなり強調するデザインなので、電車内などでの利用が気になる場面もある
  • 自動車にBluetooth接続での音楽再生の後、エンジンを切っても、本体スピーカーで再生が継続される謎の不具合
  • (優等生ではあるが、使い続けるだけの決め手に欠け、刺激はなかった)
目次

売却理由

いぬやま
優秀な部類だが、ちょっとずつ気になる部分の積み重ねでNGに
手になじまない形状や、ケースのバリエーションの無さ、カメラ強調デザインなどなど、いざ使ってみるとちょっとずつ、”あれ?”と思う部分が目立っていった格好ですね。
逆に、Qi非対応やesim非対応などはさほど気にならなかったので、スペックシートではわからない感性的な部分で合わなかったのだと思います。

所有しているダメダメなXperia 5IIIと比較するまでもなく、本機はかなり優秀なのですが、優秀が故に里子に出しても大丈夫だろうという判断です。

売却額

いぬやま
後継機種発表で値下がり傾向

諸経費を除いて、62,904円

定価約10万円のスマホの8ヶ月ちょっとの利用としては、微妙に見えますが、yahooショッピングで2割ほどの還元があったので、実歳の差額は15000円ほど。月当たり2000円弱なので、スペックを考えるとかなりコスパは良いですね。

MNPでの割引が拡充されていたタイミングで、新古品が結構出回っていたのですが、リセールとしてはまずまずといったところ。

8ヶ月使ってみた感想

いぬやま
後悔はないが刺激は欲しかった

気に入っていたところ

  • スターリーブルーの色味
  • 発熱の無さ(少なさ)
  • イヤホンジャックの搭載
  • スピーカー音質の良さ
  • 快適な動作(高リフレッシュレートディスプレイ含め)
  • 電池持ちの良さ
  • 全体的な動作の安定感
  • カスタムUIの操作性の良さ
  • 細かい部分の設定変更が可能
  • 6軸ジンバルカメラによる動画・夜景の画質の良さ
スマホとしてはかなり優秀で、普通に使う分には何ら不自由はないです。
搭載CPUも優秀なので、正直Zenfone 10ではなく、9で十分なのでは?と思えるほど。

ある程度コンパクトめなスマホを求めており、Xperia以外の選択肢が良い方にはぴったりかなと思います。
設定面ではGalaxyに近いカスタマイズ性があり、ソフトウェア面の満足度は高かったです。

気になったところ

  • 手になじまないカクカクデザイン
  • ずっしりくる重量感
  • ケースのバリエーションの無さ
  • カメラを強調しすぎるデザイン(会う人に指摘される)
  • カメラの望遠があるとなお良かった
  • 背面のサラサラ質感が削れそうで心配
  • 車とのBluetooth接続切断後に本体スピーカーから音声再生が継続される場合がある
  • 本体ストレージによってカラバリに制限がある
ずんぐりとしたカクカクシルエットの通り、持ちづらさはあります。
コンパクトを求める方って、手に馴染むかどうかは大きな指標かと思うのですが、そこはNGになるかなといった印象。
あとスペックで見るより、重く感じます。

Amazonで”Zenfone 9 ケース”で検索したときの残念さは異常。本機は中国では販売されていないのか、Aliexpressなどで見てもケースはあまりないので、その影響かもしれません。
また、カメラをとにかく強調するので、友人に会うたびにツッコまれますね。
カメラカバー付きのケースなどもないので、他メーカーと比べても、ケースでなんとかするといった解決策を取れないのがしんどいところ。背面のサラサラ質感も、ひっかくと傷がつくことや裸運用だと皮脂などで印刷部分も剥げてしまうということで、結構難儀する模様です。やはりケース運用が安定…

個人的に最も困ったのが、車(マツダ車)とBluetooth接続で音楽再生を行い、駐車後にエンジンを切るとBluetooth接続が切断されるのですが、その後すぐに本体スピーカーから音声再生が継続されてしまう問題。
Xperia 5IIIでは全く発生しないので、本機種固有の問題なのかなぁといった印象です。

最後は、本体ストレージサイズによって、カラバリが制限されてしまうことが残念ですね。
Pixelシリーズもそうなのですが、下位のストレージサイズでカラバリを拡充するのではなく、上位ストレージサイズのモデルで、カラバリを拡充したほうが良い気はするんですが、どうなんでしょうね…(自動車などは上位グレードでしか選べないカラーとかありますし)
ちなみに、海外版のZenfone 10では上位ストレージモデルでも豊富なカラーが選択できたり、下位モデルでカラバリが制限される模様ですね。(国内版は現時点では未発表のため不明)

まとめ

いぬやま
今後の改良に期待
後継機のZenfone 10では、キープコンセプトではあるので、癖のあるコンパクトスマホ路線は変わらずなのですが、10の次も開発されているとのことなので、変化を期待したいですね。

ASUSは推しメーカーでもあるので、また気になるモデルが出たらチャレンジしてみたいと思います。
小さめで”まとも”に使えるスマートフォンであるZenfone 9を10も含めて検討してみてはいかがでしょうか?

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