長時間再生×ネックバンド式の高音質ワイヤレスイヤホン「SONY WI-1000X」名機レビュー

M2のほうではなく、初代を今更?という感じではありますが、後継機には引き継がれなかった良いところがたくさんあるので、名機としてレビューします。
とはいっても、まだ購入は可能なうえ、フリマサイトでも安価に流通しています。むしろ、この性能のイヤホンがかなりのお値打ち価格で入手可能になっていることにびっくりです。
SONY WI-1000X
お気に入りポイント
勤務時間まるまるカバーできる電池もちとデュアルドライバーがもたらす繊細な高音域の再現力、量感のある力強い低音
高音域の表現
90
中音域の表現
80
低音域の表現
85
装着性
85
操作性
95
アプリの完成度
75
価格
70
イイところ
高音質と高いノイズキャンセル性能
10Hの再生時間
ケーブル収納機構と操作スイッチ
イマイチなところ
ネックバンド金属部の塗装のはげ
micro USB端子
風切り音が大きめ
83

おすすめ度

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目次

音質

ワイヤレスイヤホンとしてワンランク上の音質

本ブログでは、最近たくさんTWSのレビューをしていますが、総合音質においてどれもこの機種には及びません
というのも、一般的なTWSでは実際に音を出すドライバーは左右に一基ずつ搭載されております。
これに関しては、SONYの左右独立型「WF-1000XM3」でも同様です。

本機種は、二種類のドライバを左右それぞれに搭載するハイブリッド型となっております。
これによって2種類を高音域特化と低音域特化というようにいいところ取りをすることができます。
シングルドライバのTWSでは、これを超えてくるのは難しいということになりますね。

マルチドライバを駆動させるための電源や口径の大きなドライバを載せるためのスペースの確保等、技術的な課題があります。SONYの次期左右独立型イヤホン(M4?)を出すにあたって、3万円台半ばまで価格帯を上げてきそうなので、ハイブリッドドライバーを搭載しそうな気がします。

本機の実際の音の傾向としては、ハイレゾ志向な高い解像度感のある高音域とSONYらしい量感のある重低音が両立されています。ネックバンド式なので、電源に余裕があるのか結構音圧もあります

装着感に問題のないハウジングサイズで、ハイブリッドドライバーによる高音質

ノイズキャンセリング性能

ノイズキャンセリング有効時で連続再生時間は10H

今でいうと、1世代前の性能になってしまいますが、インナーイヤー型ではトップクラスの性能を誇り、右側のスイッチを押すとスッと音が消えていくのは、なかなかに気持ちが良いです。ネックバンド型かつハウジングが小さいため、挿入の負荷が小さいことから、電車や新幹線での移動といった長時間の着用に向いています。

カタログスペックではノイズキャンセリング有効時の音楽再生無しで11H持つので、デスクワークのオトモにもぴったりです。実際、静かなオフィスで仕事する場合においても、PCのファンの音が気になってくることがあるので、ノイズキャンセリングで快適ワークライフを送ることができます。

1世代前とはいえ、十分なノイズキャンセリング性能

装着性・操作性

ハウジングの図
楕円形のハウジング。無理なく耳の奥まで挿入できる。
ハウジングはドライバ二つとマイク二つ搭載している割にはかなりコンパクトに設計されており、長時間の着用にも十分耐えられます。日本製のイヤホンは無骨すぎるデザインのものが多いですが、SONYは割と洗練されており、結果ハウジングが小さめなので良いですね。

装着感は良好。TWSのように圧迫感もなく、久しぶりにつけると軽快な感じ


バンド左側のスイッチ類
ノイズキャンセリング切り替え以外のスイッチは左側に集約。

バンド右側のスイッチ類
ノイズキャンセリングの切り替えスイッチと動作LED(でも、首にかけていると見えない)
スイッチ類はネックバンドにあり、ちょうど鎖骨のあたりにバンドの端っこがくる形。
鎖骨の周辺は肘を上げなくても届くので、操作の所作がとても自然に行え、満員電車で両隣に人がいても気にすることなく、操作することができます。人間工学的な観点から最適なワイヤレスイヤホンはネックバンド型になるのでは?と考察してしまうほど、とてもよくできています

こんなによくできていたのに、後継機の「WI-1000XM2」では、左側のハウジングからリモコンがぶら下がる形になり、どうして…となりました。
また、ネックバンドの端にハウジングとのケーブル部分をはさみこむ形で格納でき、ケーブルの遊びを調整できたのですが、後継機では廃止され、これまたどうして…となりました。

自然に手が届く位置にスイッチがあるため大きな動きが不要で快適

気になっているところ

micro USB端子
充電と有線接続ケーブルに対応するmicro USB端子
充電端子がUSB Type-Cではなく、micro USB端子なところ。
昨年発売のM2では、さすがに改善されていますが、むしろ端子だけ変えてくれればそれでよかったのにという感じ。

micro USB端子

ネックバンドの金属部の塗装が剥げやすく、みすぼらしい感じに。
購入当初、ネックバンドの首あての皮革部分の劣化のほうを気にしていたのですが、まさか金属側がやられるとは思いませんでした。そっちかよと。

塗装が剥げてみすぼらしい感じに

ノイズキャンセリングイヤホンの宿命ですが、風切り音が大きいです。
切り替えスイッチでOFFにしてしまえば、おとなしくなるので許容レベルだとは思います。

Technicsを見ているとある程度筐体構造で何とかなるようなので、ここは頑張ってほしいところです。

風切り音が大きい

まとめ

フラッグシップワイヤレスイヤホンは伊達じゃない

愛が深いがゆえに後継機へのディスが入ってしまいましたが、本機はとてもよくできています。
micro USB端子にさえ目をつぶれば、今から新品を手に入れるのもアリなレベルの完成度です。

3万円半ばだった価格も、後継機発売により2万円前後まで下がっております。
シルバーのほうが在庫が余っているようで、価格もより安くなっている模様。

年末あたりにはなくなっていそうですので、気になる方はお早めに確保してみてはいかがでしょうか。

SONY WI-1000X
お気に入りポイント
勤務時間まるまるカバーできる電池もちとデュアルドライバーがもたらす繊細な高音域の再現力、量感のある力強い低音
高音域の表現
90
中音域の表現
80
低音域の表現
85
装着性
85
操作性
95
アプリの完成度
75
価格
70
イイところ
高音質と高いノイズキャンセル性能
10Hの再生時間
ケーブル収納機構と操作スイッチ
イマイチなところ
ネックバンド金属部の塗装のはげ
micro USB端子
風切り音が大きめ
83

おすすめ度

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この記事を書いた人

車とガジェットとプログラミングが好き。
組込みシステムエンジニアなので、書くことがないのがつらい。
最近は完全ワイヤレスイヤホンを買いあさっています。

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